#東区瓦部気温60℃#石州瓦和型銀黒53B判#葺替え修理
- 2022年09月24日
- 広島市, 広島県, 最新情報, 東区, 自社施工
- 53B判, 上げ下ろし, 小板瓦, 横割り, 石州瓦, 縦割り, 葺き足, 葺替, 葺替え, 葺足, 雨漏り修理
広島市東区で淡路瓦(兵庫県淡路島)シルバー色から石州瓦和瓦(島根県石見銀山)銀黒ウルトラ3S53B判へ葺替え上げ下ろし。真夏の瓦部は気温60℃以上になるので誰でもできる仕事ではなく、決して楽な仕事ではない。やる気のある方は別ですが、瓦職人や屋根職人以外の暇なときに楽を求めて応援に来るものには、他の応援の方に失礼なので、はなから来ないでほしい。気の毒になる。お客様に仕事をさせていただいているのに悪ノリはしないでほしい。
最近主流の7寸丸強力棟仕上
谷板金から雨漏り
瓦の割れ
銅線の切れ、熨斗瓦のズレ
瓦棒の劣化
棟板金の施工不良による浮きや劣化
樋の劣化
野地板補修
モルタル外壁唐草瓦裏部カット
既存モルタルがうたっているため、左官補修
瓦桟木かわらざんを打つときは38mm釘。丸釘よりもコンプレッサーのコイルロール釘の方が強いし抜けにくい
瓦釘を打つときに瓦を割るのは職人ではない
ガルバリウム鋼板ケラバ板金立上り60mm、出45mm。新築ではないため柱が歪んで真っ直ぐではない。さらにモルタル壁のため必ずケラバ板金を入れる。レーザーを使えばいいという問題ではない。
ステンレス強力棟
地瓦折れ下を土で座りを調整。45mm角垂木
パッキンステンレスパワービス65mmで垂木に固定

エクステリアベランダをジャッキアップ
唐草瓦(万十瓦)と風切瓦(袖瓦)は65mmステンレス釘、地瓦は50mmステンレス釘のガイドライン工法。唐草瓦は必ず3点止。
前包部は糸を張って通りを通す
レーザーで真っ直ぐにしたら新築ではなく家が歪んでいるため真っ直ぐに見えなくなる。
熨斗瓦のしがわら。レーザーに頼らず、地瓦を基準に糸を張って真っ直ぐに見せるのが瓦職人。道具ではなく技術!
瓦棒、庇ひさしをガルバリウム鋼板板金処理。ジャッキアップしたエクステリアはカットしてサイズ調整した後元に戻す。
瓦職人の瓦槌。丸い槌を使っている業者は瓦屋ではない。
七分熨斗瓦
瓦棒カバー工法根太貼、空気の層をつくることで遮熱効果、断熱効果が格段にアップする
瓦棒は塗装をすればいいという問題ではなく、状態によっては貼替しないといけないことがある。塗装でしのいでも数年後に雨漏りさせたら瑕疵担保責任期間が10年あるため、無償で損害賠償しなければならなくなる。工事代をもらえば関係ないというものではない。塗装をするのであれば、かなりの下処理、力を入れての圧着塗装、錆止め2度塗り、上塗り2度塗り、表面の目で見てもわからないくらいの小さな穴を確実に潰し、雨が溜まらないようにしないと後々クレームになる。それをわかっていない屋根職人ではないものには、他の応援の方に失礼なので応援に来てほしくない。