2025年4月

#ミャンマー大地震医療支援Charity義援金寄付金

「広島屋根瓦」2025年3月28日ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震に対し、収益の一部をチャリティー義援金寄付金として拠出することを決定

発生から2週間後、現地で実権を握る軍は、これまでに3649人が死亡し、5018人がけがをしたほか、145人の行方がわからなくなっているとしています。

被災地では、住宅や商業施設、学校、そして病院や保健所も被災し、医療施設は圧迫された状態であり、医薬品などの物資の不足が深刻となっています。軍と民主派勢力側の間では武力衝突も続いていて、国連は速やかな停戦の実現と、国際社会からの継続的な支援を呼びかけています。また、首都ネピドーでは公共オフィスを含む1万棟以上の建物が倒壊もしくは深刻な被害を受けている他、ミャンマー第2の都市マンダレー近郊の町では最大80%の建造物が倒壊したとの報告もあります。道路や橋といったインフラ、マンダレー等の空港も損傷している他、電気や通信網、水道が遮断されている地域もあります。

我が国日本では南海トラフ巨大地震が懸念されているなか、他人事とは思えません。日本で考えると第2の都市は大阪であり、大阪近郊の町の最大80%の建造物が倒壊ということはどれだけ被害が甚大かは容易に想像できます。

よって、微力ではありますが日本円で32000円を国連UNHCR協会へCharity義援金寄付金として拠出いたしました。

国連UNHCR協会HP

https://www.japanforunhcr.org/campaign/Myanmar-earthquake-emergency

#廿日市市#リアルタイム投稿石州瓦銀黒5寸素丸冠瓦寄棟巻替え畳直し積直し漆喰修理

お問合せ時
施主様へ。リアルタイム投稿です。以下2025年4月8日現在の工事ですのでご閲覧ご確認、保存のほどよろしくお願いいたします。
5寸素丸冠瓦
小熨斗瓦割熨斗瓦と大熨斗瓦台熨斗瓦
小熨斗瓦割熨斗瓦と大熨斗瓦台熨斗瓦はアール角度が違う。大熨斗瓦台熨斗瓦は県北の雪が多く積もる場所で使用することが多いため角度が急になっている。
以前のシルガード土は固まる過程でヒビが入ることが多々あったため、改良されたものがモルロックでヒビが入りにくいため、瓦だけでなく、漆喰壁でも使用できるくらい上級品になった。
海津瓦
施主様へ。2025年4月8日現在の工事は以上です。明日もよろしくお願いいたします。
以下2025年4月9日現在の工事です。
隅棟の漆喰の剥がれていた箇所より少し下の台土が劣化していました。
上段熨斗瓦きれい→下段へ再利用
中段熨斗瓦→上段へ再利用
下段熨斗瓦汚い→中段へ再利用
耐震棟施工が施されていましたが垂木が腐って空洞化していました。
このように熨斗瓦を置けばブロアで掃除しやすい。
明日は雨なので赤土が残っていれば瓦に固着してしまうので、念入りに掃除しておきました。
気になされていた雨樋の詰まりがないように掃除しておきました。
2025年4月9日現在の工事は以上です。明日は雨ですのでお休みさせていただき、明後日お願いいたします。
2025年4月11日現在の工事です。こちらの棟はほぼ水が廻っていませんでした。
少し垂木が腐っている箇所がありましたが、状態はいい方だと思います。ただ、中に木材をいれると腐ることが多いため、腐る木材を最初から入れない方法やエコランバーといって樹脂性の黒い垂木風のものを入れたり、鉄筋を入れたりする方が長持ちする。
2025年4月11日現在の工事は以上です。
2025年4月12日現在の工事です。
銅線ではなくホルマル線を使用しますので、今後錆びて切れることはございません。
1人で作業しているため練機を使用。
現在は赤土ではなくシリコン入りのモルロックを使用するため水を弾く性質がある。
漆喰で穴が潰れている場合に瓦用の槌の尖っている方で穴を開ける。
また、瓦職人が屋根から滑って落ちそうになったときに槌の尖りを屋根板に突き刺し、滑り落ちるのを止めていたといわれている。
ずれ落ちないように漆喰を下に置き圧着止
バッテラを使用
隙間にモルロック漆喰を入れ、地瓦の裏側と表でサンドすると耐久性と耐震性が格段にアップする。
台土を極細につくることで雨や雪が当たりにくくする。
2025年4月13日現在の工事です。
2025年4月16日現在の工事です。天候が悪く日をまたいでしまい、土が固くなり、通りが気に入らなかったので再度畳み直し。
2025年4月16日現在の工事は以上です。
2025年4月17日現在の工事です。
熨斗瓦の処理とホルマル線巻き
土を圧着止したときに溢れ出た土が水の通りを塞いでしまい、棟赤土を伝い、水分がある状態で氷点下になり凍ったため赤土や漆喰が割れ剥がれ、そこから水分が排出されていたのだと思います。そのため施工時はこの溢れた土は柔らかい内に必ず取らなければならない。
素丸冠瓦は中を通り水が排出されるため、このように余分な土は必ず取らなければ雨漏りの原因になる。おそらく、土が濡れて木が腐り漆喰が剥がれていた原因は、施工職人がこの作業を怠ったためか知らなかったためかまたは職人以外の知らない人に作業させたかだと思います。
素丸冠瓦は通りを美しくするのが醍醐味のため、畳直しの際は古い固着した漆喰や赤土やコーキングを丁寧に確実に取り除く作業が必要になるためかなりの時間と労力と施工期間がかかる。これを怠ると本来の巻替え作業と通常の施工値段にならないため手抜き工事になる。素丸冠瓦以外でかなりの値引き依頼をされた場合は省けるところは省く場合もありますが…
2025年4月18日現在の工事です。追加モルロック20体。隅棟8mで13体。大棟隅棟合計36mで55〜60体必要。追加予備の石州瓦銀黒割熨斗瓦(小熨斗瓦)、5寸素丸冠瓦も用意。
2025年4月19日現在の工事です。
2025年4月20日現在曇り予報でしたが雨なのでシート貼りと雨漏りしないように再確認
2025年4月21日現在の工事てす。槌で叩く音で隙間が空いているか、ぴっちりくっついているか判断し、叩く位置で浮き上がらせたり下げたり調整をする。
2025年4月22日現在の工事です。切子が樋の中に落ちたので枡掃除。
これが以前葺いた職人の棟の太さ海津瓦のところで1段目を作っており5寸素丸冠瓦にしては太い。中を耐震棟の垂木を通したことによってこの太さになったんだと思います。上段熨斗瓦の幅が広いためこの隙間から雨が棟内部に侵入することが多い。
今回棟の積直しモルロック一発仕上後の太さ。1寸約3cm程細くしておりますので、素丸冠瓦の両サイドも細くなり、これで棟に水がほぼ通らないようになります。
細く頑丈になりました。
2025年4月22日現在の工事は以上です。雨が降り出しましたのでまた明日よろしくお願いします。
2025年4月23日現在の工事です。冠漆喰が濡れている
下の方が柔らかくなっている
棟に水が通っている跡がある。上段熨斗瓦がこれだけ太い場合、棟の中を水が通りやすくなる。シルガード土のため、雨漏りするレベルまでにはなっていない。また、ホルマル線が使われており、中もシルガード土が入っているため数年前に巻替え修理をしていることがわかる
大棟は赤土赤玉のため補修されていない。最近購入された邸宅のため、隅棟2本は修理済であることを施主様に現状報告をし、修理判断をおうかがい中。
現状報告したところ、修理済の隅棟は施工せず、残りの大棟の赤土棟は巻替えすることになりました。はぐってみないとわからないこともあるため、当店はその都度報告し、施主様にご判断していただいております。
屋根修理ははぐらないとわからない部分があり、施工中の状況により当初見積りより高くなることがあります。逆に施工する必要がない場合や施工済の場合は当初見積りの施工はする必要がなく、当初見積りより安くなります。また、通常の見積り段階で構造物を崩して中を見ることは行いません。外部からの状況判断で、なっていない箇所も長期で見れば部分補修ではなく全体補修という判断をされる方もいます。赤土をシリコン入モルロックに巻替えすることは雨漏り予防修理をすることでもあるため、雨漏りしてから修理するよりも相対的にみれば安くなることがあります。
例えば、なっていないのに予防修理しておくことで3万円ですむ方、なってから修理する方は内装天井修理含め30万円かかったというのが現実的に存在しています。
請負業者や施工業者は現状を現状のまま報告し、お客様の利益を優先することが必要だと思います。
2025年4月24日現在の工事です。施主様がリアルタイム投稿を見てくださり、棟を細くして長期的な施工をしてほしいということでしたので、すべての棟を解体し、巻替えすることになりました。
コーキングを削ぎ取らないと熨斗瓦と熨斗瓦の間に隙間ができ水が入るので、しっかり削ぎ取る。
修理業者が垂木ではなくエコランバー樹脂の垂木を入れているが部分修理のため太さを前の太さと同じにしているため太くつくっている。きれいに真っ直ぐしやすいが棟自体を細くしなければ水が入るのを防げないので修理してももったいない。
2025年4月25日現在の工事です。解体工事。反対の棟と同様に冠土が濡れている。
反対の棟と同じくらいの真ん中の位置。
冠土が濡れていた下の上段3段目熨斗土が濡れている。表面張力で冠土が水を引っ張り水の通りができかけている
2025年4月25日現在の工事は以上です。明日もよろしくお願いいたします。
2025年4月26日現在の工事です。
解体中に割れた地瓦を交換
2025年4月26日現在の工事は以上です。明日もよろしくお願いいたします。
2025年4月27日現在の工事です。
2025年4月27日現在の工事は以上です。明日もよろしくお願いいたします。
2025年4月28日現在曇り予報でしたが雨のため雨漏りがないよう再確認。
漆喰は雨に当たっていない。
2025年4月29日現在の工事です。
2025年4月29日現在の工事は以上です。明日もよろしくお願いいたします。
2025年4月30日現在の工事です。
2日前の雨の水が熨斗瓦と冠瓦の設置している箇所にずっと残っている。この水が土に当たればじわじわ引っ張るので、土を多く盛りすぎないようにする。
鼻垂れにならないように先端を少し上げ気味にする。
2025年4月30日現在の工事は以上です。明日もよろしくお願いいたします。
2025年5月1日の工事です。
2025年5月1日現在の工事は以上です。
2025年5月2日現在の工事です。
2025年5月2日現在の工事は以上です。
同じ石州瓦でもメーカーにより長さが若干違う。県北の雪の多い地域向けメーカーは熨斗瓦の幅が少し長い。
現在石州瓦の8割方は瓦百景(丸惣とシバオ)島根県1社が独占企業になっている。石州瓦では卸売業の大半は高松セラミックスがほぼ独占企業になっている。当店は高松セラミックスさんから瓦を譲り受けております。
2025年5月3日現在の工事です。隅棟が曲がってしまったためやり直し手直し解体工事。
2025年5月3日現在の工事は以上です。
2025年5月4日現在の工事です。
2025年5月4日現在の工事は以上です。
2025年5月5日現在の工事です。
2025年5月5日現在の工事は以上です。
2025年5月7日現在の工事です。
シバオの割熨斗瓦は丸惣より少し長く幅も広い。今はシバオ製はなくなりほぼ丸惣製の瓦百景がつくっている。
隅巴と雪止瓦が欠けたため新品仕入
雪止瓦交換済
割熨斗瓦を再利用する際は影の苔が生えているものと日向の焼けているものを見分けてなるべくムラにならないように据える。
2025年5月7日現在の工事は以上です。
2025年5月8日現在の工事です。
2025年5月8日現在の工事は以上です。
2025年5月10日現在の工事です。
2025年5月10日現在の工事は以上です。
2025年5月11日現在の工事です。
2025年5月11日現在の工事は以上です。午後から雨なのでまた明日よろしくお願いいたします。
2025年5月12日現在の工事です。
2025年5月12日現在の工事は以上です。
2025年5月13日現在の工事です。
大棟に水が廻り瓦桟木や垂木が腐り土も砂になりぐずぐずになっている。
ほっといたら雨漏りしてもおかしくない状態。今回巻替え積直し修理をして正解でした。先に修理しておいたら結果的に安くついたというケースです。
2025年5月13日現在の工事は以上です。
2025年5月14日現在の工事です。
2025年5月14日現在の工事は以上です。
2025年5月15日現在の工事です。
2025年5月15日現在の工事は以上です。



広島屋根瓦

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電話:0120-82-82-78