#西区菊間瓦いぶし瓦シルバー64判葺直し垂木横打ち補強野地板屋根板交換修理#リアルタイム投稿

2025年9月19日現在の工事です。7月頃に屋根瓦修理依頼があり、2ヶ月近くお待ちいただいていました。
以前解体業者の見積りが500万円前後だったらしく、解体ではなく屋根瓦修理をし維持していくことにされました。
2ヶ月前に置いた普通の安い土嚢袋は夏の直射日光と紫外線で2ヶ月程度で朽ちる。
長年雨漏りを放置していたため、屋根板や垂木、桁が腐っており、シロアリが入っている。
菊間瓦いぶし瓦シルバー64判ろくし。
シロアリが入っている。
赤土、木くず、枌そぎ(杉皮)くずの中にシロアリがたくさんいましたが、できる限り掃除をしました。今回の修理で雨が侵入しなくなり、乾燥すればシロアリもいなくなるかもしれません。
モルタル壁のため端隠しがつけれないので、モルタルから垂木にビス止め。これで軒の強度が多少上がると思います。改修工事は咄嗟の判断と知恵が必要な職人仕事です。今頃の新築工事ではこのようなごうな仕事はほぼない。
瓦桟木かわらざんを打ち付けるときには軒の垂木を触り、そこに差し金さしがねで垂木印をつけておく。こうすることで釘が垂木から外れず野地板屋根板をしっかり垂木に打ち付けることができ、軒天井から釘がはみ出して見えることがなくなります。今頃の新築工事は軒天井が袋になっており、釘がはみ出しても下から見えることがないため比較的簡単で効率的な作業になっている。
昔の瓦は基本的に土葺きのため穴が開いていなかったり穴が小さいため、ドリルで穴開けをする。改修工事はこのような手間仕事がものすごく多く、新築よりも時間がかかります。新築よりも改修工事の施工金額が相対的に高いのはこのためです。
穴開けしたら瓦用ステンレススクリュー釘で止める。
2025年9月19日現在の工事は以上です。
2025年9月21日現在の工事です。
この邸宅は築70年で新築当時は今のルーフィングという防水シートはなく、枌そぎ(製材所で出た作業屑スクラップの杉皮)を重ね合わせ、2次防水を行っていた。その後、杉皮を製材所で製造するようになり、アスファルトフェルトというアスファルトを染み込ませた紙になり、現在はゴムアスアスファルトルーフィングという分厚いルーフィングになっている。当店はアスファルトルーフィングではなく、スノボーのウェア素材や登山用のオムニテックのような素材の防水通気ルーフィングを使用しております。
端隠しは軒樋から外れた水が散ることがあり、腐る要因でもあるため、端隠しをベンガラで塗装する。今回は知恵を絞り、板金をカバーすることで端隠しが濡れないようにする。これが本物の職人仕事。普通なら板だけでまぁいいやとなるかもしれないが、本物はまぁいいやというような施工はしない。今頃の新築ばかりしている業者の作業員ではこのような仕事はできないし、役物等元請け会社も用意できていない。施工作業員は材料が用意されていないと作業も何もできない。プレカットのような柱を予め製材所大工職人がカットしているものをプレートで打ち付けたり、屋根板コンパネとルーフィングが敷いてある屋根を葺くのは改修工事よりかは遥かに容易。そのため、改修工事は予め値段を設定することが難しく、現場現場で見積書をつくらなければならない。予め値段を設定してそのとおりの金額でする業者がいないのはそのためです。蓋を開けたらここが腐っているから追加でこれだけ追加分をくださいと後から後から言っても施主様や元請け業者は納得しないし、それも考慮した上で前もって現調現地調査をし、見積書を先に出すのが一般的です。見積額は業者により違うため、施主様や元請け業者は2社以上の相見積りをとることで適正価格を出すことができ、安価に施工することができます。いざオペレートに入り、実際は思っていたよりひどかった場合は、ひどすぎる場合を除き、無償のサービス工事という形になり、施工業者が泣くことになってしまいますが、お客様が喜んでくださればうれしいというようにしています。
掃除。
地面に無垢の木を置くとシロアリが湧く。雨漏りも放っておくと柱や桁等駆体にシロアリが湧いてしまい、家が長持ちしないため、雨漏り修理は一刻も早くしておく必要がある。早くすればするほど工事が安易であり、結果安く済みます。
2025年9月21日現在の工事は以上です。
2025年9月22日現在の工事です。
菊間瓦いぶし瓦シルバー64判ろくし。
2025年9月22日現在の工事は以上です。
2025年9月24日現在の工事です。
害獣対策のため、メッシュと面戸を貼る。
新築ではないため、上合の落し口の位置と勾配が逆勾配にならないように設置。難しい。
ブロックをサービスで修理。2025年9月24日現在の工事は以上です。この度は3社による相見積りの上、当店をご指名してくださり誠にありがとうございました。今回の改修工事は難しい箇所も多く、現場での工夫が必要な工事でした。新築工事ではなかなかないような施工がありましたが、仕舞いをつけましたので、次回の雨で漏らないかご確認よろしくお願いいたします。もし雨漏りすることがあればすぐにやり直し手直し修理をいたしますのでよろしくお願いいたします。

#安佐北区モルタルパラペット三面交点サイディング雨漏り修理笠木板金修理モルタル壁補修#リアルタイム投稿

2025年5月22日現在。お問合せ時。
2025年5月22日現在の工事は以上です。
2025年5月23日現在の工事です。瓦差替え。防水シート貼り。
2025年9月2日現在の工事です。ベランダパラペットモルタルのヒビから割れになり、モルタル壁が崩れ、瓦が割れていました。
淡路瓦新品瓦56判の色が濃いため見えない箇所と交換。
笠木設置。
サイディング修理
柱が歪んでおり、前下がりになっているため、前下がりのなりとパラペットのレベルの中間でレベルを合わせました。柱が歪んでいるにもかかわらずレーザー通りにすれば歪んでいるように見える。新築ならレーザーを使い、レーザー通りにすればごうなことはない。新築と改修の違い。
ほくはサイディング職人ではありませんが、誰でもできる簡単なサイディング工事ならお安くさせていただきます。
外壁ヒビ割れ。
Vカット、Uカット。
2025年9月2日現在の工事は以上です。
2025年9月3日現在の工事です。
横に雨水が這うため外壁と板金の隙間にシーリング処理。少し盛り上げ、段差を作ることで雨水が下に流れるようにする。
この唐草板金の裏の返し部分も雨水侵入経路になりウィークポイントのため、多めにシーリング処理。
板金と外壁の間は水が切れるように隙間を開けて折る。
パラペット三面交点。変成シリコンシーリング処理。
三面交点は最も雨漏りしやすい箇所のひとつです。このような雨漏りしやすい箇所を「ウィークポイント」と呼びます。
引用元:日経クロステック(xTECH)「3面交点」とは、3つの面(例えば、屋根と壁、壁とバルコニー手すり壁など)が交わる角部(隅角部)のこと**を指します。この部分は防水層の納まりが悪くなりやすく、小さな隙間(ピンホール)が生じやすいため、雨水浸入の弱点となり、雨漏りの原因となることがあります。そのため、三面交点には防水テープによる補強や樹脂製カバーの設置などの対策が必要となります。三面交点が雨漏りの原因となる理由構造的な複雑さ:3つの異なる面が複雑に交差するため、防水シートを一枚で施工するのが難しく、どうしても継ぎ目や折り返し部分で隙間が生じやすいです。ピンホールの発生:防水シートの端部を折り曲げて重ね合わせる際に、ピンホール(小さな穴)ができてしまい、そこから雨水が浸入します。施工の難しさ:建物が完成すると見えなくなる部分であり、専門的な知識と確実な施工管理が求められる部位であるため、ミスの見落としが生じやすいです。三面交点への対策防水テープの増し張り:ピンホールができやすい交点部分を防水テープでしっかり塞ぎ、二次防水の精度を高めます。樹脂製カバーなどの利用:交点をまるごと覆うことができる樹脂製のカバーなどの副資材を用いて、雨水の浸入を防ぐ方法もあります。適切な材料の準備と段取り:一枚の防水シートでは施工できないため、2次元的な止水材(アスファルトフェルト、透湿防水シート、防水テープなど)や、樹脂製役物などを適切に準備して施工する必要があります。雨漏り診断士の役割雨漏り診断士は、このような建物内部の雨水浸入の原因となる三面交点などの弱点を的確に特定し、適切な診断と対策を提案する専門家です。雨漏り修理の専門家として、雨漏りの原因を突き止め、建物を保護するための専門知識と技術を提供します。
このようにたっぷりとコーキングを塗り、シーリング処理することで、雨水侵入経路を確実に遮断する。
板金部のビス頭には普通のシリコンコーキングでシーリング処理。
サイディングの右端も雨水が這うため板金の中は縦にシーリング処理しています。3列の横ラインの右端板金裏もシーリング処理して雨仕舞いをしております。
2025年9月3日現在の工事は以上です。今回の雨漏り修理は今年で最も難しく、専門的な知識がなければできない工事でした。雨漏りの弱点ウィークポイントが10箇所程度ありましたので確実に雨水侵入経路を遮断し、雨仕舞いをしております。この度は大手リフォーム会社との比較の上、当店を選んでくださり誠にありがとうございました。

#南区瓦棒板金雨漏り修理#リアルタイム投稿

2025年8月12日お問合せ時。前日までの4日間の長雨による雨漏り。
天井クロス雨漏り跡。
天袋を開けてもらうと…
以前すずめ蜂が天袋から出たらしく、それ以来テープで隙間を固定し、塞いていたそうです。今回開けて雨漏りしている状況に初めて気が付かれたそうです。当分開けて乾かしておいた方がよいです。
2025年9月1日現在の工事です。
エクステリア土台を板金にべた付けしているため錆びて腐食が進み、雨漏り。以前板金塗装をしているが、べた付けしている箇所は塗装できないため、べた付けしたことが大きな原因のひとつ。
2025年9月1日現在の工事は以上です。この度は当店を選んでくださり誠にありがとうございました。

#南区三州平板瓦鶴弥スーパートライ110TYPE1防災瓦40判葺替え上げ下ろし修理、中和商会板金Neoワンタッチ立平333#リアルタイム投稿

2025年7月7日現在初日。葺替え修理。
棟解体。
漆喰が剥がれている。
土がしっかり残っており、接着強度も十分にある。
土がぼそぼそになっていない。
台土に水が廻っていない。
この棟の施工は5段熨斗瓦で4段目と5段目は熨斗瓦を割っていないため、棟に水の通りができておらず、至って程度は良好。普通は割熨斗瓦を割らなければ熨斗瓦が反対が浮いたりし、棟が真っ直ぐにならないため、ほとんどの業者は熨斗瓦を割るが、この棟は一般的な3段ではなく5段あり、4段目と5段目を割っていないことで棟に水が廻っていない。また3段ではなく5段だったことも要因のひとつかもしれない。
折地瓦が右4列だけ入っている。軒先の唐草瓦は曲がって葺いていないため、大工の施工不良により、棟木が歪んでいるのかもしれない。
地デジアンテナ、パラボラアンテナ撤去。
2025年7月7日現在の工事は以上です。
2025年7月8日現在の工事です。(株)高松セラミックス様から卸していただきました。
愛知県三州瓦平板瓦鶴弥スーパートライ110TYPE1防災瓦40判
■縦割付標準値280mmの働き範囲270mm〜285mm。□横割付標準値306mmの働き範囲302mm〜310 mm(306mm±4mm)
2025年7月8日現在の工事は以上です。
2025年7月9日現在の工事です。
2025年7月9日現在の工事は以上です。
2025年7月10日現在の工事です。
2025年7月10日現在の工事は以上です。
2025年7月11日現在の工事です。
矩手ラインを出す。
唐草部分は65mmステンレス釘2本、セブン釘1本の3点止め。この瓦は右から葺いていく横葺き。
妻側重なりの棟部鍵部の地瓦をカット
強力棟金具
モルタル部分を添木。2025年7月11日現在の工事は以上です。
2025年7月12日現在の工事です。隣の方が屋根の不具合がないか確認してほしいということで点検。
以前葺替えをしているが、地瓦が、1枚ヒビが入っていることを確認。
釘穴の裏もヒビが入っているため、製造ミスの瓦をそのまま使っていたのかもしれない。葺くときに確認はするがすべて完璧に確認できるわけではないので致し方ない。
捨谷板金処理をすることで吹込みによる雨漏りや隙間からの雨の侵入を防ぐ。また、跳ねた雨がモルタル壁に当たり、湿気によりモルタル壁がうたうのを防ぐ意味もある。
2025年7月12日現在の工事は以上です。
2025年7月14日現在の工事です。雨のためご挨拶と雨漏りしないように再確認とブルーシート追貼り。
2025年はゲリラ雷雨が多い予想なので注意深くする。
2025年7月14日現在の工事は以上です。
2025年7月15日現在の工事です。
2025年7月15日現在の工事は以上です。
2025年7月16日現在の工事です。
捨谷板金を下に入れており、さらに冠瓦と風切瓦の接合部はシーリング処理。
完成。
隣の方が波板が風でパタパタするということで波板貼替え修理。
2025年7月16日現在の工事は以上です。
2025年7月19日現在の工事です。
先日隣の方の波板修理をしましたが、エクステリアの両サイドから水がポタポタするということで原因確認。
このエクステリアは稀なタイプでアルミ軒樋部分が二重になっており、そこに掃除をしたごみが詰まっていました。
ジャバラホースもごみが引っかかりやすいため、今後再度詰まる可能性も考え、致し方ないが細樋をサービスで新品交換させていただくことになりました。今回は当店が二重アルミ軒樋というタイプを知らなかったことやブロアで念入りに最終清掃をしなかったことによる過失のケースです。失敗。反省。波板交換だけの依頼であったとしても、この際細樋も追加で交換したらいいのでは?という提案も無きにしもあらずでした。2025年7月19日現在の工事は以上です。
2025年7月22日現在の工事です。瓦棒錆止め塗装
2025年7月22日現在の工事は以上です。
2025年7月26日現在の工事です。広島屋根瓦。修理補修。0120828278。
広島屋根瓦。修理補修。0120-82-82-78。
瓦棒2液屋根用塗料中塗り。
外壁モルタル左官補修。外壁塗装。養生。
外壁モルタル左官補修。
カットした雨樋金具は錆止め処理
微弾性サーフェーサー(フィーラー)をマスチックローラー(パターンローラー、砂骨ローラー)で下地処理。
隣の方のエクステリア37mm細樋修理。ビス穴はシーリング処理してから再度穴開け。
上部エルボから下部エルボまでは今後掃除ができるように接着剤は付けていません。
2025年7月26日現在の工事は以上です。下部2つのエルボ3箇所は接着剤を付けています。また末端は斜めにカットし突っ張ることで上部エルボの抜けを抑えることができ、斜めの隙間からスムーズに水が流れるようにしています。
2025年7月28日現在の工事です。
下塗り微弾性サーフェーサー(フィーラー)
雨樋金具は基本的に600mmピッチ。無色透明の角樋樹脂金具は900mmピッチ。
2025年7月28日現在の工事は以上です。
2025年7月29日現在の工事です。中塗り。
板金処理。
上塗り塗装が終わったため軒樋金具を設置。モルタル外壁が歪んでいるためこの面の軒樋は一番手前の軒樋金具の出は45mm、他の出は30mmにしています。
2025年7月29日現在の工事は以上です。
2025年7月30日現在の工事です。軒樋端隠しモルタル部分は3寸勾配ですが、金具は勾配なしの0寸のため打ち付けただけでは鼻タレになる。
ほくは正面打金具はチョークでラインを付け、金具をビスで打ち付けた後、金具を手で持ち上げて調整しています。
2025年7月30日現在の工事は以上です。
2025年7月31日現在の工事です。
特注縦ハゼ折板金
板金塗装
板金塗装、破風板オイルステイン塗装。
塩ビ管インクリーザ
竪金具設置
上塗り塗装
上塗り塗装
2025年7月31日現在の工事は以上です。庇板金塗装
2025年8月2日現在の工事です。
2025年8月2日現在の工事は以上です。
2025年8月4日現在の工事です。端隠しがなく、金具が取り付けできないため、ホルマル線で端を追加固定し、水が溜まらないように念入りにする。
隙間がないため普通の上合ではなくF型上合を使用。またエルボは自在回転エルボを使用し、竪樋を瓦棒と同じ勾配に流す。軒樋はこれ以上勾配はとれないため致し方ない。そのため、右側にもF型上合を取り付けており溢れることはないと思います。
2025年8月4日現在の工事は以上です。
2025年8月5日現在の工事です。
2025年8月5日現在の工事は以上です。
2025年8月6日現在の工事です。中和商会様製造いぶき特注板金、Neoワンタッチ立平たてひら333さんさんさん、唐草板金、サンバナキャップを折っていただきました。当店はいわゆるクイックルーフではなく、中和商会様製Neoワンタッチ立平333を使用しております。
瓦棒板金2液エスケープレミアムルーフSi&硬化剤。足場解体後再度上塗り仕上をいたします。
壁が削れたため、最後外壁塗装タッチアップをいたします。
かなり狭く、お隣の方の塩ビ管に足が当たり塩ビ管を破損させてしまいました。雨樋を汚水のTS継手チーズ継手チーズに連結させ、雨水ではなく汚水に流す珍しい処理。
当店の責任ですので明日損害賠償無償修理をいたします。
2025年8月6日現在の工事は以上です。
2025年8月7日現在の工事です。ホームセンターで弁償の材料仕入。
早朝の雨で雨樋に流れた雨が塩ビ管から逆流していると施主様からご指摘され、散水検査。
雨水&汚水枡
水道メーター
雨水&汚水枡
汚水枡
散水掃除をしたら流れるようになりました。ゴミが奥で溜まっていたことが原因。
U字の形にすることで水が溜まり、軒樋の上合から汚水の臭いが出ないようにしている。洗面台の排水管やトイレの排水管の理屈と同じ。加えてガスが発生した際、ガスの圧力により上手く水が排出されず、雨樋の雨水が軒樋の上合からオーバーフローしないように上部にエアー抜き蓋も付けている。
破損箇所はグラインダーでカット。
2025年8月7日現在の工事は以上です。
2025年8月10日現在。施主様から雨樋から雨が漏るということで動画でご指摘いただきました。併せ枡にささっている竪樋が長かったのが原因だと思われます。失敗反省。
おそらく併せ枡が流れず、上の軒樋がオーバーフローしているんだと思われます。失敗反省。
軒樋の端の止まりが瓦棒より短くなってしまったため瓦棒の端の水が軒樋から外れてポタポタ。失敗反省。
2025年8月10日現在。軒樋の左端の止まりを瓦棒より長く出していなかったのが原因。失敗反省。
2025年8月13日現在の工事です。運よく軒樋の右端が少し余りがあったため軒樋金具を外し左へスライド。
軒樋が少し左へスライドできたため瓦棒の端から5mm左側へ出すことができました。これで雨が外れず軒樋へ流れるためポタポタはなくなると思います。
施主様から波板撤去により雨が庇ひさしに降り、ポタポタ音がどうしても気になるということで、ここに雨樋を設置する追加工事になりました。
併せ枡の竪樋が長かったためカット。
お手数ですが次の雨まで待っていただき、流れを確認していただきます。
エアコン室外機の角度が前かがみになるため、ゴムストッパーを敷いて、エコランバー垂木43mm角を土台にする。既製品の鉄製土台にしても数年後に錆が出て汚げになるのでこの方法が最良だと思います。エコランバーは人工樹脂製垂木のため腐ることはございません。また、ゴムストッパーを下に敷いているため振動による騒音もなく、下部へのズレを防ぐことができます。
2025年8月13日現在の工事は以上です。
2025年8月14日現在の工事です。
エアコン土台をビス止め。
雨樋設置。
2025年8月14日現在の工事は以上です。
2025年8月15日現在の工事です。
胴縁設置。
入隅出隅鍵部焼杉カット大工工事。
カットしたところはつや消し黒ラッカースプレーで塗装。
入隅出隅鍵部カット大工工事。
入隅出隅鍵部カット大工工事。ビスは仮止めです。
ぼくは大工ではありませんが誰でもできる簡単な大工工事ならお安くさせていただきます。
カッコいい〜っ!!
2025年8月15日現在の工事は以上です。
2025年8月16日現在の工事です。ガルバリウム板金カバー工法カバー葺き。青銅を削るとピカピカの銅板。
ビスでガルバリウム板金を穴開けはせず吊子で固定。
板金加工。
唐草板金はビス止め。
ぼくは板金職人ではありませんが誰でもできる簡単な板金工事ならお安くさせていただきます。
2025年8月16日現在の工事は以上です。
2025年8月17日現在の工事です。
2025年8月17日現在の工事は以上です。
2025年8月19日現在の工事です。
5分ごぶ15mm(1寸の半分)出す。
斜ハスになっているため矩手ライン縦横を垂木に出す。
矩手ラインを基準に縦横の長さでカット。
2025年8月19日現在の工事は以上です。ピッタリ!!
2025年8月20日現在の工事です。
2025年8月20日現在の工事は以上です。
2025年8月22日現在の工事です。施主様から端隠し部モルタル壁の欠けが気になるということで追加工事になりました。
変成シリコンコーキングで穴を埋める。
外壁塗装。
2025年8月22日現在の工事は以上です。当店はこのような細かなニーズにも対応いたします。
2025年8月23日現在の工事です。
2025年8月23日現在の工事は以上です。
2025年8月25日現在の工事です。
2025年8月25日現在の工事は以上です。
2025年8月26日現在の工事です。
鼻先キャップ、サンバナキャップ。
加工箇所は必ず雨仕舞い。
シリコンコーキングでシーリング処理。
水切板金、雨押え板金をビスで固定。
コーキングを塗る前に水で流し清掃。
乾いたらコーキングでビスを塗る。
普通のシリコンコーキングだと塗料が付かないため、壁と板金の隙間は変成シリコンコーキングを塗り、塗料が付くようにする。
削れた箇所のタッチアップ。
変成シリコンコーキングが乾いたら、塗装。
Neoワンタッチ立平333のため、ハゼとハゼのピッチが333mm。
カッコいい〜!
カッコいい〜!
2025年8月26日現在の工事は以上です。
2025年8月28日現在の工事です。
2025年8月28日現在の工事は以上です。この度は屋根葺替え修理、ベランダ解体工事、外壁塗装工事、雨樋交換修理、玄関板金修理、玄関モルタル修理をさせていただき誠にありがとうございました。2か月近くかかりましたが、飲み物や軽食を幾度となくいただき、本当に感謝しております。また多くの失敗もあり、申し訳ございませんでした。また御用件がございましたらよろしくお願い申し上げます。
2025年8月29日現在。御礼のご挨拶と最終確認。当店をご指名くださり本当にありがとうございました。

#中区屋根コンパネ設置、ガルバリウム波板交換修理、雨樋半丸交換修理#リアルタイム投稿

2025年6月18日現在初日。
垂木の出がバラバラ。
ここは出が620mm
ここは出が590mm。
端が腐りかけの垂木もあったため、すべて桁から580mm出にし、垂木の端は勾配なしにしました。
電気配線
後から垂木にビスや波板傘釘を打ち付けるため、垂木印を付けておく。
後で波板傘釘を打ち付けるため、桁印を付けておく。
電気の線を通すため致し方ないが垂木をカット。また、桟木を撤去したため、桟木分の壁ベニヤを切らなければコンパネが当たってしまうが傷んでいるためきれいにいかないが致し方ない。屋根が完成した後部屋の中から確認することにする。
コンパネが当たるためカット。
2025年6月18日現在の工事は以上です。
2025年6月19日現在の工事です。
軒先は5分ごぶ=約1.5cm程出す。つらにするとコンパネや屋根板の強度が経年で下がるため垂木がガタガタになり、軒先が垂れたりする。また、雨が垂木に当たらないようにするために5分ごぶ=約1.5cm出す。これが本来の淀木の役割です。
電気の線を丸鋸で切らないように書いておく。もし電気の線を切ると損害賠償になる。ここは中区のため損害賠償額も桁外れのため失敗は許されない。
コンパネが電気配線を挟んでいないか再確認。これまた電気配線を挟んでいることを確認せずに、終わりました!といって数カ月後または数年後に電気がショートしたら施工業者の責任になります。
コンパネは横に設置することで垂木の強度が上がる。本来は屋根板や淀木、広小舞を横に使うため、この役割と似たような意味でコンパネも横に設置する。
2025年6月19日現在の工事は以上です。
2025年6月20日現在の工事です。
今回コンパネが屋内の天井になるため傘釘だと突き出て格好が悪いため、パッキンステンレスビスにする。
瓦用パッキンを取り、板金用ステンレスビスに取り付ける。
低勾配のため軒先板金を設置。
ヒスを強く打ち付けると軒先が浮き、水が上手く流れず溜まるため、ビス打ち付けを少し緩めたりして勾配調整する。
ケラバ板金
板金加工
矩手かねて直角を出す。
矩かねラインかねてライン直角ラインを出したが右に傾いている。
隣のビルがモルタル建築のため歪んでおり、矩手かねてにすると手前の軒先側が5cmくらい隙間が開いて曲がっているように見えるため、ビルの壁面に平行にすることで真っ直ぐに見せる。ビルとの隙間を統一間隔にすることで違和感がないようにする。そのため斜めになった左端は波板をカットするしか方法がない。
上部分のケラバ板金はコンパネに水が当たらないように10cm程度出しています。
繋ぎ部分の板金加工。
真っ直ぐに見えますが若干上側が右よりになっている。この妻側の斜めは仕上材をカットする等をしなければ直角に葺くことができないので必ず手間を惜しまず処理する。和型瓦の場合は小板瓦や瓦を少しずつカットしてかねてを通さなければならない。最近の平板瓦や横葺き屋根材は端をカットし、L字型の袖瓦を被せれば簡単に誰でもできる。しかし、袖一体型の和型のような瓦は隠せないなめ一番難しい職人技。
波板の左端から捨谷部分に水が入っても下に流れていき、水が雨樋に流れます。また、吊子で固定していますのでネジ穴はなく水がネジ穴から入ることはありません。
垂木ラインと桁ラインを炭壺糸でラインをつける。
電気配線は念入りに印をつける。電気配線があるところには釘やビスは絶対に打ってはならない。時間をかけてでも必ず要所を抑えていく。
2025年6月20日現在の工事は以上です。
2025年6月21日現在の工事です。
電気屋さんと配線の打ち合わせ。切ったベニヤの確認もする。
なるべく波板の通りは切らない方がいいので、左端は切らずに矩手かねてラインと瓦の縦ラインを見ながら違和感がないように通すことにします。左の軒先が隙間が開くが致し方ない。
板金加工。
左妻側の鍵部。
左軒先が少し開いている。
このように通りを優先するか矩手かねてを優先するか現場の状況に合わせて判断するため、時間がかかるが、先に左ケラバを入れておいたため、隙間が開いても雨は横に流れず軒樋に流れます。
なるべく瓦の縦ラインに合わせています。
3列目でやっと瓦のラインになり、また、垂木ラインとほぼ同じになったので、ビスを垂木から外さずに打ちやすくなりました。
垂木には瓦用65mmパッキンステンレスパワービスを打つ。
コンパネの下が部屋になっている天井の場所はビスが出ないように25mmパッキンステンレスビスを打つ。
2025年6月21日現在の工事は以上です。
2025年6月26日現在の工事です。
矩手ラインを出す。
2025年6月26日現在の工事は以上です。
2025年6月27日現在の工事です。ステンレス鶴首雨樋金具。
鶴首雨樋金具は1番〜5番まで番号が書いており、5番は一番高さが高く1番が上合付近の低い場所で使う。5番→2番→糸張→4番→3番→上合反対の5番→上合側の1番という順番に鶴首金具を取り付ける。1番は上合に水を引っ張る力が増すように糸ラインより30mm程度下げるようにすると流れるスピードが早くなり、スムーズな排水処理ができる。

鶴首金具は水が流れる位置に糸を張る。

一番端と上合付近で糸を張り、勾配をとる。上合の隣りの金具は少し低くし、上合に流れるスピードを上げ、水が引っ張る力を強くすることでスムーズに水が流れるようにする。一直線ではなく最後だけ急勾配にする。
止りにはたっぷり接着剤を塗る。
電気屋さんが来られたため同行。
階段の位置や電気の当たり方を考え、致し方ないがコンパネを貼り、そこに家庭用LED電灯をつけることになりました。
通電確認のため仮電灯で導通確認。
ベニヤ等のごみが落ちたため、ビスの出ているところを同時に削る。
2025年6月27日現在の工事は以上です。
2025年6月28日現在の工事です。
波板解体
垂木の矩手が出ていないが、釘で止めてあるため致し方ないがこのままの位置にする。
ここも垂木の出がバラバラ。
瓦棒軒先とモルタル軒先に合わす。
垂木0寸の勾配なしでカット。
モルタル軒先からラインをとる。
矩手ラインと照合し、ほぼ矩手ラインが出ているためカット。
コンパネの軒先の長さは瓦棒の長さに合わせることで雨樋を通しやすくする。
垂木印を書いていたためそこに糸を合わす。
軒先の垂木を上から触り垂木ラインをチョークでつけ、コンパネを下の垂木にビス止め。
ビスが出ていないか確認。
水が横に這っていかないように折っておく。
ルーフィングを折り返して差し込む
捨谷板金の高さ確認
捨谷板金カット
板金鋏を使う
雨が強風で吹き込んでも水が軒樋に流れるように捨谷すてだに板金を入れる。
右の壁際の波板の端は上向き終わり
左の瓦棒の波板も上向き終わり
左の吹き込みを最小限にするため瓦棒縦ラインを優先しぴっちりくっつける。
気になされていた水切り板金をビス止め。
2025年6月28日現在の工事は以上です。
2025年6月29日現在の工事です。
マジックでビス穴に印をつける。
モルタル用ドリルビット
穴を開けたらすぐ水で冷やす。冷やさずに連続して使うと1日でだめになる。穴を開けたらすぐ冷やすを徹底すれば半年使える。一つ800円くらいするので1日でだめにしたらもったいない。
正面打ち金具は、出が30mm、45mm、60mmがあるが瓦棒は最短の30mmを使う。
モルタル壁のビスの長さは中の垂木に食いつくように最長のステンレスオールラウンドビス50mmを使う。
チョークでラインを通す。
打ち付けた後に金具の角度を手で持ち上げる。正面打ち金具は糸を張ってもガタガタになるためチョークでラインをつけライン通りにやれば簡単。
入隅等役物部分は接着剤をたっぷり塗る。
ぼくは上合部分はこういうカットをします。
PANASONICアイアン軒樋雨樋。
アイアンなので中に鉄板が入っている。アイアンがないタイプよりあるタイプの方が強度が強い。
水は流れるがごみは上に留まるため上合が詰まらない。
止まり部分は接着剤をたっぷり塗る。
内側の爪に軒樋がはまっていないことがあるので、はまっているのをしっかり確認する。
竪樋は手鋸の方がきれいに切れる。軒樋はアイアンは鉄板が入っているため手鋸ではきれないのでグラインダーサンダーを使う。
水を流して勾配確認。
スムーズに流れ、水は溜まっていません。
ごみが上合に詰まらないやり方でカットしています。
一番下は塩ビ管のインクリーザを使うことできれいに見せる。
2025年6月29日現在の工事は以上です。
2025年7月1日現在の工事です。
余ったコンパネでテーブルを作ってあげる。
オイルステイン上塗り
取り外しできるテーブルをつくりました。
矩手ラインを書く。
4mmベニヤをカット
ピッタリ!
垂木の下で合わせたら格好が悪いため右から貼り、左のラインで処理。
2025年7月1日現在の工事は以上です。
2025年7月2日現在の工事です。
2025年7月2日現在の工事は以上です。
2025年7月3日現在の工事です。工事前の写真。既存雨樋の上合は右だけにあり、右に勾配をとっているように思っていましたが…
先日新規軒樋を設置したが左に水が流れ、水が溜まったためやり直し修理。
よくよく見ると屋根勾配が左に傾いて設計しているため、左に勾配をとり、左に上合を設置しなければならなかったため、今回は真ん中より右を天にし、両サイドに上合をつけて確実に水が溜まらないようにする。このように既存のものを疑わなければならないこともある。前がこうだったから右につければいいという頭になっていたことが失敗の原因。反省。
散水検査
散水試験
角上合からF型上合に変わったため上の竪樋の長さを短くし、F型上合に入るように設置。竪樋の繋ぎ目部分にビスを打ち付けることで外れなくする。
2025年7月3日現在の工事は以上です。この度3社の相見積りをされ、結果、当店をご指名してくださり感謝しています。価値のあるお家をリフォームをされ、長く大事に大切にされていることがすごく伝わりました。作業しているうちに良いものを長く残していくという感情になり、一生懸命修理をさせていただきました。最近の新築とは違い、趣のある【広島】を感じさせていただける好機になりました。そして毎日手作りの軽食をご提供してくださり誠にありがとうございました。差入れやお土産もいただき本当にありがとうございました。

#安佐南区淡路瓦シルバー切妻巻替え積直し漆喰修理前包み三日月漆喰補修#リアルタイム投稿

2025年5月25日現在初日。他社工務店が飛込み営業の訪問販売を行い、その後施主様から当店へお問合せをいただき、当店をご指名してくださり、屋根瓦棟巻替え漆喰修理をさせていただくことになりました。
新品瓦よりも安価な施工の再利用施工を選ばれたため、再利用できる瓦は再利用するがコーキングはこそぎ落とさなければならない。
屋根板がうねっているため地瓦がうねっている。棟を真っ直ぐ積み直すと地瓦がうねっているため口が開く。新築ではないため地瓦のレベルと棟のレベルを調整しながらの積直し漆喰修理になる。こういった屋根はただ真っ直ぐにすればいいわけではないため新築よりも難しい。レーザーを使えばいいという問題ではないのはこのこと。
費用を抑えた修理を希望されたため、予備瓦としてリサイクル瓦を使用。熨斗瓦のリサイクル瓦を使用する際は20回以上熨斗瓦と熨斗瓦を叩き合わせ、強度が十分確認されたものだけを使用する。また、目視により焼きムラがない瓦や欠けていない瓦だけを使用。
2025年5月26日現在の工事です。
アンテナの針金の先端は目を突いたり引っかかって服が破けるためプライヤーで先端を巻いて処理。
冠土がぼそぼそになり、端にこぼれ、その土が水を引っ張り、赤土が濡れている。
コウモリのサナギの抜け殻?
端の一部の土はぼそぼそになっておらず、水を引っ張っていないし濡れていない。
コーキングをカッターで削ぎ取らなければ隙間ができるためすべて取る。再利用瓦は材料代を安くできるが、こういった処理に時間や手間がかかる。施主様に少しでも工事代を安くするためにこういった処理を惜しまない。
ステンレスの針金がニ段目から一周巻いてあるため、過去に一度補修していることがわかる。赤土による補修のためおそらく20年くらい前の2000年〜2005年前後に巻替えを行っている。今回はモルロック漆喰一発仕上げのため30年以上は大丈夫だと思います。
コウモリのサナギの抜け殻があった下の部分は赤土がかなり濡れている。コウモリもある程度の湿気が必要なのか、または赤土が抜けて隙間があるから入ったのかわからないが、雨漏りしてもおかしくない状態なのは間違いない。
2025年5月27日現在の工事は以上です。
2025年5月27日現在の工事です。
コーキングをきれいにこ削ぎ取る。
折れ瓦の下の土が多いが隙間は少ない。
折れ瓦の土が多すぎて高くなり隙間が開いている。葺いた職人の土の量が多すぎのところや少ないところがあるため、瓦のレベルがずれ、地瓦と棟の口が開いているところと開いていないところがあり、棟がうねっているように見えたが、棟もうねっていた。新葺きの場合はこういったうねりを直すことができるし、野地板屋根板の上からコンパネを貼るため屋根板が真っ直ぐになるためかなり真っ直ぐにしやすい。棟巻替え修理のみの場合は折れ瓦の下の土のレベルまでは行わないため、折れ瓦のうねりや棟のうねりはすべて解消できない。応援の方を呼んでいたり、従業員がいればやらなくていいとかしょうがないとかという話になり、また人件費等のことも考えると8割方の業者は折れ土をそのままにしレベル調整を省き、巻替えを行うようになると思う。しかし今回は一人で作業しているため折れ土を取り除きレベルを通すことにする。折れ土を取り除く際に地瓦が滑り落ちるリスクもあり神経を使い大変な上、施工日数は通常より1.3倍かかって長くなったり遅くなったりするが余計な人件費がかからないため丁寧な施工を優先する。なぜならば自分の日当利益を減らしさえすれば済む話なので難しい話ではない。一人でやって工事期間が長くて遅いねと思われても納得がいく仕事をし、長期的にみればお客様の利益になるような工事を選びます。
赤土を取り除き瓦桟のレベルにしたが瓦がひわっているためガタガタ。フクハラというメーカーで当時のごんろく淡路シルバーのため致し方ない。棟との間隔は多少解消されたがこれ以上どうしようもない。
赤土が濡れていた箇所のルーフィング部。ここ3日くらい雨は降っていないが水滴が残っていました。
雨漏りする直前でした。
飛込み訪問販売の方が来られたことで今回当店にお問合せいただき巻替え積直し修理をさせていただくことになりましたが、怪我の功名!?ではないが、修理しておいて大正解でした!雨漏りする直前で修理できてよかったです!
コウモリのサナギの抜け殻かと思っていたら葉っぱに巻かれた何かの昆虫の幼虫でした。
昔、真夏の瓦の上で目玉焼きが焼けると言っていた親方が茶色の薄皮のものをコウモリのサナギの抜け殻とか言っていたがこれも間違いでした。また、赤土がぼそぼそになるのも赤土の中に菌がおり、それが赤土をぼそぼそにするとも言っていたが多分間違いです。いにしえでは赤土を土場で3ヶ月くらい寝かし、赤土の中の菌を増やし、それを入母屋屋根瓦葺きに使っていたという話があります。むしろ菌が多ければ長い間赤土の強度が保たれ、ぼそぼそになりにくいのだと思います。真逆のことを平気で言う人もいるため、人の話はよくよく精査しなければならない。
成虫はこの茶色の虫?もしかして蛍ホタル???
この棟も水が廻っている。ルーフィングフェルトを熨斗瓦の上に置いているのは初めて見た。雨漏りしにくいが、熨斗瓦と熨斗瓦の接着強度=棟の耐震強度は下がる。
2025年5月27日現在の工事は以上です。
2025年5月28日現在の工事です。
水が廻っていた棟は折冠にスリット切込みを入れていなかったため中に水が入り込み、冠赤土に当たり赤土が水を引っ張ったんだと思います。またコーキング補修業者による熨斗瓦のシーリングもならしておらず、隙間が開いていたところから水が中に入り込んだんだと思います。
このように折冠瓦は水を切るためのスリット切込みを入れておく。隠しスリット。
折漆喰を入れる
できるだけ折瓦を真っ直ぐにしたが、瓦がひわっているためガタガタ。棟を真っ直ぐにしたら下がガタガタに見えるため調整が必要。
隠しシーリング。
仮置き。アンテナのところの地瓦が一番低い。
調整にかなり時間がかかりました。両サイドを高くし、アンテナのところを中間より低め、地瓦が高いところは熨斗瓦が当たるくらいまで下げました。難しすぎる。。
2025年5月28日現在の工事は以上です。
2025年5月29日現在の工事です。
地瓦の折瓦がガタガタ。中間ラインを軸にしたため微妙な通りだが致し方ない。施工前よりかはなだらかな通りにしました。
新築ではなく修理のため、屋根板や瓦自体がガタガタ。反対側も中間ラインを軸にしたため微妙な通りだが致し方ない。施工前よりかはなだらかな通りにしました。
だいぶ調整をしてなだらかにし、できるだけ地瓦ラインとのガタガタをガタガタじゃないように見せるようにする。真っ直ぐする方がはるかに簡単。真っ直ぐに糸を張るとアンテナのところは15cmくらい口が開き、ガタガタなのが強調されてしまい真っ直ぐにする方がおかしくなる。
この熨斗瓦の調整は、例えるならば築100年くらいの家の根太を調整床束やレーザーを使わず、モルタルのような柔らかい練り物でレベルを何度も調整するようなもの。マンションの部屋の壁内側垂木や大きな倉庫の下に置くブロックのレベル調整やタイル貼り、道路のグレーチングがカタカタならないような調整や外壁の赤煉瓦あかれんがを下地のコンパネ等がない状態でモルタル一発仕上げをするようなもの。コンパネや板金のような面積の広い材料を駆体にビスで打ち付けるようなメンブレン工法よりはるかに難しく、ひとつひとつが時間がかかる。左官業や練り物ができる業者が減っているのはこのためです。練り物の途中で昼食を摂ったり、夕方5時になったら帰ることもできない。夜9時になっても完成させないといけないときもある。もし固まってだめになれば再度解体し、一から作り直さなければならない。それを地面ではなく屋根の上で行うことは至難の技。途中雨が降ってきたらブルーシート張り?翌日再度解体やり直し?雨が止むまで待つ?スピード勝負の台熨斗瓦一段目です。
一番上の段をこれだけ狭くすれば雨が中に入りにくい。
雨が降る直前に完成させました。
2025年5月29日現在の工事は以上です。
2025年5月31日現在の工事です。
巴瓦は外側が低く、内側が高くなるような角度にする。この写真では左下がりの角度。右下がりにすると鬼瓦と巴瓦の間から水が侵入し、赤土からの雨漏りを引き起こす。
巴瓦の角度により、鬼瓦と巴瓦の隙間から雨が侵入することがあるので隠しシーリング。巴瓦を鼻垂れの角度にすることで隙間から水が入ることはないが万が一のため、隠しシーリングはルーティーンワークにしています。
捨谷水切板金が錆びても雨漏りしないように隠しシーリングで処理しておく。
2025年5月31日現在の工事は以上です。
2025年6月1日現在の工事です。
こういった隙間から雨が侵入し、赤土に当たり水を引っ張り、雨漏りを引起こす。
雨が吹き込んでもL字板金の捨谷が入っているため雨漏りしない。当時は次から次に建てれば売れる粗悪住宅の突貫工事建売住宅が多く、捨谷を入れていない場合もあるためここから雨漏りしているケースも多い。また当時の粗悪住宅は柱もガタガタ、屋根板もガタガタで破風板で真っ直ぐに見せているだけの駆体も多い。そういった屋根を葺替えする場合はどこかで修正しなければならないため難しい修理になる。葺替えの際屋根板の歪みに関しては経年劣化等も含めコンパネを追貼りしなければならないのはそのためです。破風板の歪みは下から風切瓦を見たら飛び出ていたりぐねぐねするが致し方ない。そうならないように風切瓦をカットして調整する本物の職人もいる。大工でいえば垂木の化粧カットや丸太掛け、母屋や桁の垂木掛け、登り淀や広小舞、淀木設置といったところです。
捨谷板金。L字+折返しになっている。
前包み三日月漆喰下地処理。
捨谷板金の水の出口。あまり錆びていないので、ほとんど水は通っていない。この捨谷が入っていない場合、前包みの三日月漆喰の中の赤土が水を引っ張り雨漏りする。
ゴミすくいでここまできれいにしてブロアで吹かすが、今日は日曜日なので騒音や粉塵が近所のクレームになるので吹かさず、次回積み直す前に吹かす。
雨樋のゴミは刷毛が入らない場合は手で掃除。
コーキングだらけの撤去した熨斗瓦。これをこ削ぎ取るのに2時間はかかる。
ぼくの師匠が先日ちょうど淡路シルバー熨斗瓦が出たということで、わざわざ現場までご提供してくださったため、こちらを使用することにします。きれい!感謝です!次回必ず恩返しいたします。Give and Takeの精神は当然のことです!
2025年6月1日現在の工事は以上です。
2025年6月2日現在の工事です。
こちらの隅棟は水は廻っていない。
雨が降ってきたので冠瓦がんぶりをおそっておく。
軒先の赤土が少し濡れている。
台土は濡れていないので雨漏りするまでにはなっていない。
前包み三日月漆喰下地処理。
2025年6月2日現在の工事は以上です。明日は雨なのでお休みさせていただきます。
2025年6月4日現在の工事です。
こういった欠けも忘れずコーキング処理。
水が染まないようにすることで長持ちする。
前包み三日月漆喰補修。
2025年6月4日現在の工事は以上です。
2025年6月5日現在の工事です。
寄棟屋根で最も雨の侵入しやすい箇所が繋ぎ目部分。ここから雨が侵入し、隅棟の下へ下へと伝わり隅棟の中央辺りで水がオーバーフローする。また、ここの部分の台土の施工は隅棟を交点直前で終わり、固めてから翌日一段目をすべて仕上げるといったように、日にちをまたいでしまう場合があるので繋ぎ目部分になります。この繋ぎ目部分の赤土や漆喰は強度が他と比べて下がるため、ひび割れを起こしやすい。いわゆるコールドジョイントといわれる部分です。そのため、当店は折熨斗瓦と折熨斗瓦の繋ぎ目部分にコーキングを入れ、シーリング処理を行います。こうすることで雨の侵入を確実に防ぐことができます。また、水を速やかに排出させるために鼻垂れにせず少し鼻高にする。しかし、本当にお金がなく、できるだけ安く修理したい場合は棟を崩さずに冠瓦とこの熨斗瓦コールドジョイントを瓦の上からシーリング処理するだけでも雨漏りをしにくくすることができる。
コールドジョイント
コールドジョイントのシーリング処理
地瓦のアールの中央で交点をつくる。
コールドジョイント
コールドジョイントのシーリング処理
コールドジョイントのシーリング処理
2025年6月5日現在の工事は以上です。水が壁地に伝わらないように板金の角度を下げる。
2025年6月6日現在の工事です。
2025年6月6日現在の工事は以上です。
2025年6月7日現在の工事です。
隅棟折冠瓦は直角にカットする。
壁が直角のため。
2025年6月7日現在の工事は以上です。
2025年6月8日現在の工事です。
通りを通すために鬼瓦付近を高く仕上げました。
前包み部
#三日月漆喰補修
前包み三日月漆喰修理
#漆喰補修
漆喰修理
2025年6月8日現在の工事は以上です。
2025年6月9日現在の工事です。
#漆喰修理
漆喰修理
漆喰修理
瓦足場設置のため雨樋を外していたので、元に戻す。このとき雨樋を破損させたら弁償になるため、丁寧に戻す。今まで何度も弁償したため、気を使いながら行う。
瓦をカットした粉塵を掃除。
ブロアーで飛ばす前に掃除しておく。
雨樋掃除。
2025年6月9日現在の工事は以上です。この度はGoogleインターネット広告からお問合せをいただき、当店を選んでくださり誠にありがとうございました。また毎日のように差し入れをしてくださり本当にありがとうございました。雨漏りする前に修理でき、今後屋根や瓦、雨漏りの心配は20年〜30年はおそらくございませんのでご安心なさってください。

#安佐南区高松セラミックス石州瓦丸惣53B判銀黒葺き替え上げ下ろし修理

広島市安佐南区で雨漏りの原因が特定できなかったため、淡路瓦釉薬瓦56判銀黒二等瓦から石州瓦丸惣53B判銀黒一等瓦へ葺き替え上げ下ろし修理をすることになりました。

切妻屋根2Fのみ。七分熨斗瓦2段、割り熨斗瓦3段の棟5段で6寸丸冠瓦銅線巻きシルガード漆喰土による湿式工法仕上。

地瓦部はギッカー鍵部1箇所、段違い部2箇所。

棟部は大棟1本、段違い棟2本。

下地処理は全解体の後、コンパネ全面貼り、護謨ゴムアスルーフィング貼施工。

56判割り→53B判割りへの変更のため寸法ミスと甘い横割りに要注意!小板瓦を使用し、辛い横割りを確実に行い、雨の侵入を最小限に防ぎます。

解体する際に雨漏りの原因を調査する。

巴瓦や鬼瓦、熨斗瓦は全て緊結止め施工。また木造在来軸組工法による日本家屋入母屋屋根の大棟7段以上の場合は縦横鉄筋入り棟芯材施工の耐震棟工法、鯱は束に釘止めというガイドライン工法。

鉄釘
鉄釘は錆びて錆びて膨張する。1970年代〜1980年代はステンレス釘はなく、鉄釘や亜鉛釘を使っていた。現在は鉄釘や亜鉛釘、銅釘を使わず必ずステンレス釘を使う。和型の場合、唐草瓦左穴、雪止瓦左穴、風切瓦左穴は65mmステンレス釘、それ以外の瓦や右穴は50mmステンレス釘を使う。
錆びが原因で触ると割れるくらいヒビが入っている瓦もある
地瓦の上辺に水返しがほとんどないため、ここからヒビに伝っていたか、ダイレクトに内側に入っていたのかもしれない。右端の重なりのところは水返しがあり、入っている感じではない。
2等瓦のため、最初からヒビが入っていることもある。
こちらは銅釘。銅釘が錆びて膨張することはあまりない。

#佐伯区軒天井剥離補強修理

Googleグーグルインターネット広告により問合せをいただき、軒天井補強工事をさせていただきました。

足場削減施工費削減利益還元!

桟木を弁慶なごみベンガラ黒で塗装
木部はベンガラかオイルステインを使いましょう!ウレタンみたいな塗料を塗る業者は塗装職人ではない!
ベニヤ板が剥がれたため、杉板で追貼打付補強工事をしているが、杉板が剥がれている…
大工による施工不良です…べろ〜ん…
施主様が気になり、ご自身でビスを打ち付けている。
足場がないと全部はビス打ちできない…
桟木を38mmロール釘で胴縁へ打付!!
軒側!かっこいい〜!!
妻側!かっこいい〜!!
しっかり胴縁へ打ち付けました!!
ぼくは大工ではありませんが棟上建前以外の誰でもできる簡単な大工工事ならお安くやります!!
足場削減施工費削減利益還元!
工夫次第で足場なしで施工できます。これが当店の強みです!!
もう軒天井の剥離がないように施工しています!!
玄関上部!モダン&ハイカラ施工!!かっこいい〜!!
渋いです!!
大変申し訳ございません。施工中に波板を割ってしまいました…弁償いたします。
無償で損害賠償いたしました。
この度は施工中に波板を不注意で破損いたしまして、大変申し訳ございませんでした。また、休憩時間に幾度となく飲物や軽食をいただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m

#東区#広島屋根瓦#修理#補修#漆喰#雨樋#販売#葺替え#巻替え#積直し#畳直し#カバー工法#屋根塗装#防水工事

#東区#広島屋根瓦#修理#補修#漆喰#雨樋#販売#屋根塗装#防水工事

広島屋根瓦0120828278

広島県広島市東区戸坂新町2-11-9

瓦修繕交換、漆喰工事、雨樋修繕交換、波板交換、防水工事
瓦差し替え(数枚再利用または新品交換修理)、葺き戻し(部分撤去再利用または新品交換修理)、葺き直し(全部撤去再利用修理)、葺き替え(全部撤去新品交換修理)

#安佐北区#棟巻替え#ベニヤ軒天井交換修理#雨樋交換修理#ガルバリウム鋼板

棟の巻き替え修理依頼のお問合せをいただき、さらに、既存軒天井のベニヤからガルバリウム鋼板に交換修理、窓のアルミサッシ補修、雨戸戸袋撤去、波板交換等追加依頼をいただきました。感謝です!

当店は足場を組まずに作業ができる技術があるため、同じ工事でも同業他社に比べ、20万円以上お安くできるのが強みです!

“足場削減施工費削減利益還元”をモットーに広島県民から選ばれる瓦屋、屋根屋、雨漏り修理業者を目指しています!

【広島】の屋根修理をもっとお安く!!を実行していくリーディングカンパニーです!

広島屋根瓦 修理 補修 漆喰 販売 屋根塗装
広島屋根瓦 0120828278
広島 屋根 瓦 修理 補修
1F軒桁の垂木欠たるきがけの楔くさびが低かったのが原因!?か、窓の中央が下がり、窓や網戸が開きづらくなっている。
他社で窓サッシ新品交換見積が40万したそうです。当店はなるべく修理で安く済ませ、それでもだめなら新品にする提案をしています。
窓アルミサッシ、網戸アルミサッシを削る部分修理を選ばれました。
スムーズに動くようになりました。
雨戸戸袋撤去
雨戸戸袋撤去
雨戸戸袋撤去
雨戸戸袋4枚の重量で留め具部分のモルタルが割れてしまったので、最後にモルタル左官補修
6尺波板交換
瓦の仕事は足が痙攣し、つる。楽そうに見えてやってみたらキツかった…。屋根仕事は決して自慢できる仕事ではなく、いわゆる3K仕事のため、瓦職人、屋根職人、板金職人が減っている。
ぼくはそんなキツい屋根仕事を自慢できませんが、誇りに思っています。
応援の方も瓦の仕事はやりたくないという人も少なくない…
俄にわか大工が軒天井4mmベニヤ板を綺麗にまっすぐカットし、木工用ボンドでフィニッシュ追貼をしたが数年で剥がれている。
屋根屋ならではのリフォーム
屋根屋しかできないモダン&ハイカラ古民家風軒天井!
ハイカラ軒天井!かっこいい!
べろ~ん
面戸処理
面戸処理
ベンガラ塗料
水性なので、霧吹きで塗布
激渋軒天井
鬼瓦、巴瓦
足場削減施工費削減利益還元
風切瓦とその横の地瓦は矩手を取る
淀木よどぎ桟木は黄色く見えるため、スプレーで黒く塗る
土が風邪を引かないように不凍液を混ぜてあげる
巴瓦を銅線で止める
鬼瓦を銅線で止める
バッテラで台土を形成
糸を張り、通りを通す。地瓦と糸の間隔で地瓦の下の野地板屋根板が歪んでいるところがないか確かめる。歪んで下がっている場合は、微妙に熨斗瓦を下げなければかっこうが悪い。だからレーザーではなく糸を使う。レーザーでもできないことはないが、足が当たったりして落としたら壊れる。
コーキングを削ぎ取る
糸を張って熨斗瓦一段目の通りを通す
土が風邪を引かないように毛布をかけてあげる
特注ガルバリウム鋼板軒天井!かっこいい!
かっこいい!
雀口台すずめぐちだい
30年以上前の56判瓦にはなかった、2000年前後に改良された53判瓦のすずめぐち台により、隙間からすずめやコウモリが入らないようになった。そのため、近年ではコウモリの生息数がいにしえに比べ減っている。
左側に何かある!?
コウモリの糞!!
コウモリはペットボトルの蓋くらいの径から中に入り、コウモリハウスをつくる。ラス板をかじり、尿によってシロアリ被害みたいにラス板が朽ちる。それだけではなく、尿によって天井に雨漏りのような跡ができることもある。
冬至だろうが雪が降ろうがマイナス2℃だろうが仕事です。当店を選んでくださり、仕事をさせていただいていることに感謝です!!
瓦桟の淀木よどぎは水が入っても抜けるように少し隙間を開ける。また、唐草瓦を葺いたときに隙間から木の色が見えるため、スプレーで黒く塗っておく。お客様が気になるところは先に解決しておいた方がよい。
以前2F右妻側を増築されたそうです。増築後、1F妻梁、床梁が歪み、その上の垂木と野地板が歪んだため真ん中がへっこんでいる。窓や網戸が開きづらくなった原因は、垂木欠たるきがけの楔くさびが低かったのが原因ではなく、増築時の重量計算ミスもしくは計算していなかったか。増築請負業者、請負工務店、施工大工を相手取って裁判になってもおかしくない事例。屋根瓦カバー工法に関しても重量計算ミスは葺替請負業者、屋根瓦施工業者、施工職人を相手取って裁判になることがある。
前包の地瓦は座りが悪いため土を下に置き、座りをよくする
56判瓦ごんろくは40年以上前に製造された瓦のため、釘穴の向きが瓦桟木かわらざんに合っていないことがあるため釘と銅線で固定する。また、当時は鉄釘を使っているため、錆びることで膨らみ、瓦にヒビが入ることがある。現在は瓦用ステンレス釘が必須。
かっこいい!
かっこいい!
今日は冬至前日の12月21日。雪かきからスタート。豪雪地帯の方々の大変さがわかる。
カラーベスト屋根にある水切板金。以前カラーベスト屋根だったものを瓦に葺き替えている。
板金をカット
板金を折り、面戸をつくる
螻蛄羽通し、風切通し
新築のとき、登淀のぼりよどが曲がっているものを使ったのか、乾燥で曲がったのかわからないが、螻蛄羽瓦けらばがわら風切瓦かぜきりがわらがまっすぐに通らない。膨らんでいるところは葺きが甘くなり隙間が開いてしまう。カットすればまっすぐになるが、今度は瓦のレベルが合わなくなり、登淀の意味がなくなる…
葺いた職人が差葺さしぶきで葺いていたため、同じ差葺で葺き直した方が早いが、前の職人の墨を当てにしすぎてもだめ。その墨が正しいか確認をし、急所で仕舞っていく
両側の隙間が均等になるところで葺き戻し
山部と端部のレベルが合っていない。歩いたらカタカタ音がするのは、53判瓦が出た当初の2000年前後の焼き方がまだ縦に並べて焼いていた二等瓦で形が歪んでいるため。また桟掛さんがけといって釘で止めず、瓦桟に掛けているだけのところがあるため。それ以降寝かして焼く方法に変わったことで、形が格段に整い、現在では石州瓦のような一等瓦が主流になっている。また、現在新築はガイドライン工法により瓦を総打しなければならず、さらにカタカタ音がしないようになっている。3列に1列釘で止めるさんいちにする方が振動のショックを吸収する考え方もある。どちらがいいという訳ではないが、現在は補修はさんいちでもよいが、新築はガイドライン工法で総打しなければならない
螻蛄羽に捨谷が入っているため、以前カラーベスト屋根だったことがわかる。
登淀が腐っている。カラーベスト屋根はどうしても雨漏りしやすい。
俄大工が下からフィニッシュ追貼をし、ネイルが板金を突き抜けている…下から見れば見栄はよくなるが板金に穴が開いたら雨漏りしてしまう。
これが差し葺き
本当の葺き直しではないため上の地瓦の左のラインを取っていき、差し葺きで戻してもよい
玄関妻側の水の垂れが梁尻の蓋板金に当たり、雨が伝っているため、色が変わっている。放っておくと腐る。板の出が短いことや板金処理が原因。
足場削減施工費削減利益還元!
足場削減施工費削減利益還元!
日本国に遥かいにしえから伝わるべんがら黒塗料。カッコいい〜っっっ!!!
鬼瓦と巴瓦の間は隙間が開かないようにする。若干巴瓦が妻側に垂れるようにすれば中に水が回らない
土は立てる!
土は立てる!
足場削減施工費削減利益還元!
Panasonic NF-I型黒120mm角軒ポリカポリカーボネート樹脂正面打、60mm丸竪ステンレス打込金具
塗装のことも考え、普通のシリコンシーラントではなく、変成シリコンシーラントを塗る
乾いたら塗装
ガルバリウム鋼板唐草板金
横葺NSProかんたん横葺
ダンネツトップS&Sルーフ定尺横葺
壁際の取り合い部は板金を立ち上げておくことで正面からの風雨による逆水さかみず雨漏りを防ぐことができる
モダン&ハイカラ施工。名付けてモダカラ施工。カッコいい〜っ!!!
玄関妻側の水の垂れが梁尻に当たらないようにするため、螻蛄羽の板の出を梁尻の蓋板金より長くした。
鬼瓦の鬼漆喰はシーリング処理か塗装をしておけば耐久性がUPする
壁際は水が入るため、変成シリコンシーラントを塗り、塗装する
変成シリコンシーラントをただ塗るだけでは紫外線に当たるとパリパリになり割れるためだめ!地瓦部のコーキング瓦止めは小雨の日でも変成シリコンはくっつくが素地のままにすると劣化速度が早いため、コーキング瓦止めは普通のシリコンシーラントを使う。そもそも雨が降る日にコーキングは塗らない。
上合から軒樋が抜けないようにするためと葉っぱや苔、屁泥が詰まらないようにするためのストッパー
Panasonic NF-I型黒120mm角軒ポリカ樹脂正面打、60mm丸竪ステンレス打込金具
銅線でずれないようにする
縦樋のジョイント下部は抜けやすいためテクスビスで止めておく
苔と屁泥
屁泥掃除
波板は矩手を取りながら施工。サッシがない場合は糸を使い真っ直ぐにするのが基本。
波板というものは6尺一枚の延面積が約1.6㎡であり、横は910mmを波形に曲げて約600mmである。そのため、縦にカットすることで格段に強度が下がる。さらに縦にカットすることで延面積が狭くなり、耐熱性が格段に下がるため、真夏の熱でひわる。縦にカットするのではなく、重ねるのが基本。見た目よりも実用性重視!ギッカー鍵部や煙突のような障害物がある場合はそこに波板の真を持ってきて、コの字ではなくUの字と逆Uの字に貼る。屋根の最重要点はギッカー鍵部を基準に左右で割をするのが基本中の基本。瓦だけではなく板金も同じ。波板施工では、水切板金は使わず軒の出幅を少し長く取るようにし、裏側の逆流で軒樋外れにならないように軒樋との兼合いを考えておく。水切板金を入れる場合は波板ではなく、クイックルーフやSMルーフ、かんたん横葺S&Sルーフ定尺横葺のような板金施工にする。当店はもし雨漏りさせたらやり直しの賠償施工を必ずするように瑕疵担保責任期間を設けています。責任施工!!!お金をもらったら後のことは知りませんというわけにはならない。水が絡むことは難しいという所以です。


広島屋根瓦

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